苫小牧市は7月に全3日間の日程で、保育士資格を持ちながら長期間離職している人や、実務経験のない人の就職を後押しする事業に取り組みます。同月13、14の2日間、市教育・福祉センターで「潜在保育士研修会」を行い、公立保育園での「1日実地研修」実施も予定しています。受講は無料です。

 

 13、14日の両日は保育士や栄養士による講義。乳幼児の発達や子供のアレルギー、保護者への対応などについて計10時間学びます。さらに19~22日のいずれか1日に公立保育園で実地研修を行い、今の保育環境を体験し、仕事のイメージをつかんでもらいます。

 潜在保育士を発掘するこうした事業は、今年度、待機児童問題の背景の一つである保育士不足の解消を目指し、初めて実施します。研修後は苫小牧公共職業安定所や保育園と連携し、研修参加者に保育士を募集している保育園を紹介し、人材確保を目指します。市の担当者は「資格を生かし、現場復帰のきっかけにしてほしい」と話しています。

 研修時間は、3日間とも午前10時から午後4時。定員は20人。13、14日は託児も受け付けます。受講希望者は、専用の申し込み用紙に記入して市子ども育成課へ。用紙は市内の各認定こども園、保育園に備え付けの募集のチラシに掲載されているほか、市のホームページからも印刷できます。